#32 ユースセンターがある生活「ユースの七夕事情」@笠岡

梅雨も終わって最近暑くなってきましたね。 スタッフの笠岡です。
4月からユース交流センターに来て早3か月、ようやく仕事にも慣れてきました。
時はさかのぼって7/7は何の日かご存じでしょうか?そうです、七夕です。皆さんはどんなことを願いましたか?今回はユース交流センターの七夕の話をさせていただきます!
この時期になると、あまぽーととアマブラリの両方に笹と短冊を置いて願い事を書いてもらうコーナーを作っています!自分が入っているアマブラリの方の七夕コーナーでは、本を借りに来た親子や小学生の子から、学習室を利用してくれている中高生まで、様々な方に利用してもらいました。最初に100枚ほど用意していた短冊も一瞬でなくなってしまい、すぐに追加しなければならないほどの人気ぶりでした!最終的には、短冊を吊り下げている笹が倒れそうになるくらいいっぱいの短冊を皆さんが書いてくれました。
ちなみに、七夕が終わってから笹を片付けるときに数えると、なんと212枚もの短冊を書いてくださいました!皆さんの願いが届いてほしいと心から願っております。
皆さんは『七夕』の起源を知っていますか?有名なお話の「織姫」と「彦星」のストーリーは、琴座の「ベガ」とわし座の「アルタイル」が天の川を挟んで1年で一番光り輝いて見えることから、中国で生まれたと言われています。その後、中国で「乞巧奠(きこうでん)」という機織りや裁縫が上達するお祈りの風習が生まれ、日本に伝わり、今の笹に短冊をつるす形になったのは江戸時代と言われています。
ちなみに、少し現実的な話ですが、「ベガ」は地球から25光年、「アルタイル」は16光年も離れているので、短冊に書いた願いが届くのに早くて16年はかかると言われています!(笑)16年前といえば自分は小学4年生でしたが、もちろんその時に書いたことは覚えていません(笑)。
「七夕」にはいろいろな意味がありますが、僕はこの短冊に願い事を書くという行為が重要だと思っています。願望を明確化し、視覚化することによって、自己肯定感の向上につながるからです。年を重ねて大人になると「七夕なんて……」「短冊に願いを書くなんて……」と思うこともあるかもしれませんが、案外大事なことなのかもしれません!
ちなみに、僕は短冊に「健康な体でいられますように」と書きました。これからもっと暑くなるそうなので、皆さんも体に気をつけてください!
