【実施報告】9月の”出張ユースセンター”
こんにちは!!スタッフ木谷です!9月の出張ユースセンターの報告です!
6地区に飛び出す “出張ユースセンター”
家や学校からユース交流センターが遠く、日常的な利用が難しい若者に、”身近にユースセンターがある生活”を届ける「出張ユースセンター」を展開しています。
尼崎市6地区(園田・小田・中央・立花・武庫・大庄)に出張して、尼崎市役所や地域団体、学校の皆さんと一緒に、若者が自由に過ごしたり、やりたいことに挑戦できる場を作っています!
9月実施したイベント
9/8(日)たけやキッズぱーく@中央地区会館(18人)
9/10(火)放課後カフェツインスター@市立双星高校(102人)
9/10(火)大庄YouthSpace@大庄北生涯学習プラザ(1人)
9/18(水)Cafe MUKOSO@県立武庫荘総合高校(36人)
9/22(日)青フェス振り返り&打ち上げ会@小田南生涯学習プラザ(15人)
9/26(木)放課後カフェツインスター@市立双星高校(138人)
9/27(金)立花YouthCafe×La Tomatina Tachibana@立花南生涯学習プラザ(両イベント合わせて約40人)
今月のトピックニュース
「授業終わり・部活前にダッシュで駆けつける、双星高校生の憩いの場”放課後カフェ ツインスター”」

「放課後カフェ ツインスター」とは?
一般社団法人ポノポノプレイスが提供する、市立双星高校の生徒ならだれでも気軽に立ち寄ることができる校内カフェイベントです。毎月2回ほど双星高校の食堂で開催されています。私たちユース交流センターのスタッフは、高校生たちとコミュニケーションを図るユースワーカーとして、この放課後カフェをお手伝いしています。
9月26日は文化祭直前で放課後も残って準備をしている生徒が多かったようで、猛ダッシュで「まだやってますか!!!」と放課後カフェまで駆けつけてくれて、思い思いにカフェを楽しんで、またそれぞれの準備しているブースへ帰っていく子が多かったです。
部活の練習前にちょっと時間があるので来ました!!て子や、特に何もないけど友達とふら~って来ました!!なんて子も。そんな様子を見て、この放課後カフェの存在が、勉強や部活が忙しい子もそうじゃない子も、いろんな高校生にとってほっと一息つける居場所になっているのだなあと思い、とても嬉しいです。高校生たちにとって、より居心地のいい居場所や、高校生たちが一歩踏み出す背中を押すきっかけを、ユースワーカーとしてたくさんつくっていきたいです。
放課後カフェで私たちと話したことをきっかけに、「ビリヤードやゲームあるん?!面白そう!!」と双星高校のすぐ近くにあるユース交流センターに来館してくれた子もいました。センターで海外留学の経験を持つ大学生スタッフと進路のお話をしたりも。そしたらこないだ、「志望校や目標がだんだんと明確化してきて、今進路に向けてめっちゃモチベーション高いんですよ!」と、放課後カフェで私に伝えに来てくれました。
たのしくおしゃべりしたりできる放課後カフェのスタッフとしてだけでなく、進路や人間関係のお悩みもお話しできる「ちょっとおせっかいなお姉ちゃん」な存在として双星高校生と関わっていきたいなと思っています。
「若者と全力で向き合う大人がいる立花地域~立花Youth Cafe×La Tomatina Tachibana~」

「立花Youth Cafe」とは?
「ほっと一息つける時間がほしい」という一人の高校生の声から誕生した、中高生のためのカフェです。尼崎市 立花地域課が、毎月決まった週の4日間、立花南生涯学習プラザで開催してくださっています。ユース交流センター職員も、中高校生たちと関わるユースワーカーとして毎月お手伝いさせていただいています。
9月27日の立花Youth Cafeは、「La Tomatina Tachibana」というイベントと同時開催で行われ、プラザで育てたトマトを災害時に役に立つかまどベンチを使ってみんなでトマトソースを作り、クラッカーにディップして食べるリッツパーティーをしました。普段立花Youth Cafeを利用してくれている中高生もトマトのイベントに参加してくれ、たくさんお手伝いもしてくれました。
いつも立花Youth Cafeのときには学校のテスト勉強している中学生。この日は友達を連れてきてくれ、おいしそうにリッツパーティを楽しんでいました。普段は黙々と勉強する場所である立花南生涯学習プラザに、イベントがあるからと、わざわざ友達を誘って参加してくれたのがとてもうれしかったです。その動機をつくったのは、毎月の立花Youth Cafeを通して、ジュースやお菓子を配りながら、中高生とコミュニケーションを積み重ねてくださっている立花地域課の職員さんたちです。名前で呼ばれたり、またね!と声をかけてもらうことで、中高生たちも大人と顔馴染みになり、職員さんが地域の大人を紹介してくださることで、立花YouthCafeというイベントだけでなく、プラザや地域が中高生たちにとっての心の居場所になっていくんだなあと実感しました。全力で若者と向き合ってくださっている大人が、立花にもいます。
地域が丸ごと中高生の居場所になる、”まちごとユースセンター”な在り方を目指して、地域課さんや地域の大人の皆さんと協働しながら、たくさんの中高生たちと出会うべく、私も毎月尼崎市内6地区にかけつけます!!
