#21 ユースセンターがある生活「インターンで得た学びとこれから」@大地
自己紹介
初めまして、こんにちは!
生まれは沖縄、育ちは茨城、現在は大分住みの大地優香(おおちゆうか)です!
私は2024年の 春に1週間、尼崎市立ユース交流センターでインターンをさせていただきました!
どうして私がユースセンターでインターンをしたのか、現場で得た学びなど、早速お伝えできればと思います!
ユースセンターを発見した経緯
私は高校在学時に生徒会活動を行っていました。その中で学校内の運営体制をより生徒に開かれたものにしたいと思い、先行事例をもとめて、学校の枠を超えた生徒会役員同士の集まりに参加し、情報収集を行うことで、実際に学校の運営を変えることができました。
この経験から、生徒会に限らず、より若者が何かしたいと感じた時に、情報提供や活動支援を行ってくれるような場があればよいなと思い、ネットでそんな場所がないかと調べていく中で高校二年生の時にユースセンターを見つけました。そして大学一年になり生徒会活動の伴走支援を行う上で、 若者の自己決定の支援方法を学びたいと思い、春休みに時間がまとまって取れたので、公設民営という特殊な尼崎でインターンを行うことに決めました。
インターンの日々
ここでの日々は本当に驚きの連続でした。
1週間しかいない私にもとてもフレンドリーにユース達は話しかけてくれ、年代や性別分け隔てなく関わる本当に一つのチームのような雰囲気がとても過ごしやすく安心してインターンを行うことができました。
無目的にあつまり過ごす。そん な日々が、ゆらぐユースのよりどころになるのだと改めて認識させられました。
学び
そしてインターンを行うこと1週間。実践を基に私は多くの学びを手に入れる事ができました。先にふれたような運営体制やユースの特性などに関しては他の方も言及されていると思いますが、なかでも私は、①ユースワークの対象の違い、➁伴走支援におけるグラデーションの2点について深く学ぶことができました。
まず1つ目ですが、元々、私の中でユースセンターには、目的意識をもった若者が多く活 動しているという印象がとても強くありました。しかし、実際に行ってみるとそこには無目的にユースセンターにあつまる多くのユースたちもいれば、その一方で新たに企画書を書いて活動を行う目的を持ったユースも混在していました。このように、無目的な子から目的のある子まで幅広く活動を支援する。どちらか一方の機能にとらわれていないところが切れ目なく若者の活動支援を行 うことができている要因なのだと気が付かされました。
また、2つ目の伴走支援におけるグラデーションについて、私自身、探究などの伴走支援のゴールは最初から最後までユースが計画を行い、実行するということだと考えていました。しかし、ユースセンターで活動するうちに、企画者側だけではなく、参加者側として企画を提案してくる子もいる、という事を知り、参加したいと考えている子は、職員側が企画をつくり、提供する。そんな形もありなのだと気付かされました。ユースがどの立場で企画を提案しているのか、しっかりくみ取り、伴走する。これがユースへの伴走支援に求められる要素なのだと初めて認識することが できました。
学びを受けてこれから
この学びを基に、現在は大学で若者の自己決定を促進するためのサークルを立ち上げました。その中では、生徒会役員の活動の伴走支援を試行錯誤しながら行い、ここで学んだユース第一の思いや自己決定支援におけるノウハウなどを忘れずに、活動していこうと思います。
本当にこの一週間職員の湯澤さんをはじめとして多くの方にご支援頂いたことを本当に感謝しています!また皆さんにお会いできることをとても楽しみにしています!
それではまた逢う日まで!