【実施報告】心に残る死 〜安楽死について考える〜 6/6
6月6日は利用者発案イベントとして、高校生が「安楽死」をテーマにしたトークイベントを開催しました。
高校で福祉を学んでいて、安楽死に関する報道を見たことから関心を持ち、みんなで考えてみたいとイベントにしてくださいました。
事前に公式LINEで告知したところ、高校生や大学生から「興味ある!」というリアクションも多く寄せられ、当日は8名が参加しました。
まず、企画者が安楽死の制度に関して基本情報をまとめてくれたスライドをみんなで確認。オランダなど海外では合法化された国があるものの、日本では合法には至っていません。また、尊厳ある死として認めるためには条件が課せられていることもわかりました。
次に、実際に安楽死を選んだ患者さんとその家族を取り上げたドキュメンタリーを視聴し、その後それぞれが感じたことをシェアしていきました。参加した中学生・高校生・大人それぞれが互いの考えに耳を傾け、同じ考えに共感したり、異なる考えにハッとさせられたり、対話する時間になりました。
イベント終了後、企画した高校生は、
・意外とみんな真面目に聞いてくれて話してくれた。
・相槌やコメントなどリアクションが嬉しかった。
・自身は安楽死の合法化に賛成だったけど、参加者みんなで話したことで100%賛成ではなくなった。
・答えがないものをみんなで考えるの楽しい。また企画したい!
と振り返り、「初めてのトークイベントにしては上出来だった」と誇らしげに話してくれました。
彼の次回の企画をお楽しみに!
参加人数:8人