#39 ユースセンターがある生活「ユースセンターを離れる生活」@福井
このブログは「ユースセンターがある生活」ということで、普段のユースセンターで見聞きしているリアルから感じたことなどを文字に残して発信しております!
これからも、ユースセンターが若者たちにとっての日常であるように、自分にとっても日常として続くものだろうと思っておりました。突然のお知らせで驚くかもしれませんが、9月末をもって、尼崎市立ユース交流センターを離れることになりました。
理由としては、「家族の事情」ということになります。
具体的には、10月1日から、妻が転職して東京に単身赴任することになったためです。そのため、関西で5歳と2歳の子どもと3人で父子家庭生活を営むことになったことが大きな要因です。
朝晩の保育園の送り迎えに行く必要があり、子どもが登園できず保育園を休む場合に、自宅保育する必要も出てきます。基本的に朝9時から夜9時まで空いていて、土日も空いているユースセンターで、みんなでシフトを調整しながら働いている環境では、周りのメンバーに迷惑をおかけすることにもなります。
今回、妻のチャレンジを応援しようと思ったことは自分にとっても大きな決断です。
結婚して子どもが生まれて以降、自分なりに子育て・家事についてはできることをやってきているつもりでしたが、それでも出産は代わりにやることはできません。第2子が産まれて以降のこの数年は、妻に時短で働いてもらっているような状況でした。
子どもにとって母親は絶大な存在であることは間違いないですが、子育てを理由に女性・母親のキャリアが制限されたり、チャレンジが制限されたりする必要はないよな。という想いが自分の中に湧いてきました。
出産を代わることはできなくても、子育て・家事を代わりにすることはできます。
先行きが不透明で難しい社会になりましたが、わが子にもユースで出会ったみんなに対しても、自分のやりたいような選択・決断をしてほしいと思っています。
それが10年後、「自分の母親が子育てを理由に、キャリアの分岐点で決断をあきらめざるを得なかった」という事実が我が子に伝わってほしくないなと思いました。一時的に、寂しい思いを自分自身がすること、何より子どもたちにも背負わせることになりますが、10年後に今回の決断を「家族みんなで正解にできる日がくるといいな。」と願っていますし、そういう未来を自分たちの手で迎えにいきたいなと思っています。
そんなわけで、長くなってきましたが、
皆さんとの時間も9月末をもって一度区切りを迎えることになります。
短い期間で、自分自身は時間をかけて距離を詰めたいタイプでもあったので、なかなかゆっくりお話できたメンバーも多くはなかったですが、自分と過ごした時間が皆さんの「これから」の「なにか」につながればいいなって思います。
今後は、ひとまず向こう1年~1年半ぐらいは、子育てを生活の中心に据えながら、基本は自宅にてリモートでできる仕事を中心にフリーランス(という名のフリーター?)として、ぼちぼち仕事をしていこうかなと思っております。
そんなわけで、自分にとってもまだまだ人生折り返してもないので、「やりたいをやろう!」をみんなに言うだけじゃなく、自分自身もこれからも探していきながら、頑張っていこうかな~と思っています!
また、どこかで会えたらと思いますし、顔出せそうなら子ども連れて遊びにきたいな~と思っているので、またお会いしましょう~!
半年間、ありがとうございました!