６地区に飛び出す “出張ユースセンター”
家や学校からユース交流センターが遠く、日常的な利用が難しい若者に、”身近にユースセンターがある生活”を届ける「出張ユースセンター」を展開しています。
尼崎市６地区（園田・小田・中央・立花・武庫・大庄）に出張して、尼崎市役所や地域団体、学校の皆さんと一緒に、若者が自由に過ごしたり、やりたいことに挑戦できる場を作っています！

８月実施したイベント

８/１（木）青フェス２０２４ 実行委員会MTG ＠県立尼崎小田高校　（人数：１２人）
８/１３（金）青フェス２０２４ 実行委員会MTG ＠小田南生涯学習プラザ（人数：１４人）
８/１３ （金）大庄YouthSpace ＠大庄北生涯学習プラザ（人数：７人）
８/１９（木） 立花Youthcafe ＠立花南生涯学習プラザ（人数：１０人）
８/２３ （金）青フェス２０２４ 前日準備 ＠小田南生涯学習プラザ（人数：５０人）
８/２４（土）青フェス２０２４ ＠小田南生涯学習プラザ（人数：３９１人）
８/２８ （水）Cafe MUKOSO ＠県立武庫荘総合高校（人数：２０人）

今月のトピックニュース

交流・出会いを生んだ 中高生が作る夏祭り『青フェス２０２４ ～暑さを吹き飛ばすほどの・・・！！～ 』

例年ユース交流センター主催で行っていた「ODA夏祭り」と尼崎小田高校主催の「あまおだ夏祭り」が合体。今年度は「青フェス２０２４」として、８月２４日に小田南生涯学習プラザで開催しました！
尼崎市内の１７人の中高生が実行委員として、夏祭りを企画・運営しました。

タイトルやテーマ決めから中高生が行い、今回テーマの一つに「交流・出会い」がありました。友達を作りたい！新しい出会いがほしい！色んな学校・年代と交流したい！という声をもとに、実行委員たちはいろんな工夫を施していきました。

飲食屋台チームは「他人増し」という、赤の他人同士がスタッフの前で♡のポーズをつくると、ポップコーンなどを増し増しにするというルールを設け、新しい交流を生む仕掛けをつくっていて、とてもおもしろいなあと思いました！

広報チームは、ボランティアスタッフと実行委員との交流の場をつくりたい！とお祭りの前日に交流会をつくり、アイスブレイクを企画！初対面同士でグループになり、お互いにあだ名をつけあうことからアイスブレイクは始まり、共通点を見つけたり、サイレントしりとりを行いました。あだ名を考えることや共通点を見つけだすことは相手を知ろうとすることが求められますし、身体全身を使ったサイレントしりとりを取り入れることで、短時間で一気にみんなの距離が縮まり、盛り上がっていました。そのおかげもあってか、その後の各ブースごとの作業や当日の運営ではボランティアスタッフと実行委員が、学校や年代関係なく、みんなが和気あいあいとしていて、お祭りを楽しんでいました！中学生の実行委員が困っているときには、文化祭経験のある高校生がアドバイスをしてくれたり、助け合いも生まれていました。
また、自分が行っている活動やイベントの仲間を募集したり、連絡先を交換しあったりなど、青フェスだけで終わらない今後につながる関係性をみんながつくっていたことも素敵でした。

今回の青フェスには３０名ほどのボランティアスタッフが参加してくれたのですが、小田高校ブースのスタッフも合わせると、お祭りを作ってくれた中高生スタッフの人数は総勢１００名ほど！
何かに一歩踏みだすことには勇気がいるけど、おうちや学校、そして自分の殻を少し飛び出してみると、普段の毎日では出会うことがないご縁に出会うことができます。まちの子どもたちや若者の思い出になる夏の一日をつくった、みんなの一歩の挑戦に感謝です。

ひとりひとりの個性がキラン☆と光る『青フェス！パフォーマンスショー！』

青フェスでは、中高大生によるバンドやダンス、アコースティックギター、マジックショー、生物班発表、書道体験などのパフォーマンスショーも行われました！！！

普段は中高生や大人の前で披露することが多いマジシャンの高校生は、今回の来場者が小学生以下が多かったことから、小さい子たちにもわかりやすいマジック、伝わりやすい声づかいや言葉遣いを意識していて、いつもとは違う一面を見せてくれました。本人も自分の知らない一面を知れたとか。

自分でダンス研究会をつくり、初めての舞台として青フェスに一人で参加してくれた高校生もいました。その全力なダンスパフォーマンスに会場が大熱狂！

弾き語りした高校生は本番直前まで出演することに不安を感じていました。本番直前に自分の魅力を出せる、自信をもって弾ける曲に変更しようと決断し、本番は満面の笑顔でリラックスして歌い上げた姿に心打たれました。

ほかにも書ききれないくらい、すべての出演者からオンリーワンな魅力が輝いていました。そして、一人一人からいろんな物語が見えました。言葉以外の「表現」だからこそ伝わる何かもあるんだなあと実感した1日。みんなにとってこの経験が一つの成功体験になっていたらいいなあと思いました。

また、素敵なステージになったのは、企画担当のMCやステージのセッティング、音響・照明などに携わってくれた中高生スタッフや地域の方々などの裏方のみなさんのサポートのおかげでした！

若者を中心に地域の大人とみんなで作り上げた青フェス最高でした！！今年の３月１５日にもこの小田南生涯学習プラザデ音楽フェスを開催するのでぜひご参加ください！