#40 ユースセンターがある生活「インターン体験記」@山内

はじめまして、山内陽菜です!
この夏にユース交流センターで約1か月半ほどインターンをさせていただきました。軽く自己紹介と、インターンを通して感じたことをシェアしようと思います!
私は現在大学2年生で、教育に関する授業を受けていたり、他の国の学校教育を見たりする中で、良い教育ってなんだろう?という問いを持つようになりました。自分が過ごしてきた場所が主に学校であったことや、学校での教育にフォーカスして考えてきたことから、一度、学校という枠組みを抜け出して若者の良い成長について考えを巡らせてみたい。学校現場以外に従事している人はどんなことを考えているのだろう。そんなことを考えながら、インターンをスタートしました。
利用してくれるみんなと関わっていく中で感じたのは、若者は本当に多種多様であり、成長のスピードも方向も全然違うということ。学校や家庭などの閉じたコミュニティのなかで、一定の基準のもとで評価されたり、周りと足並みを合わせることを求められるばかりでは当然窮屈に感じるのだろうな、と思います。そのような若者にとって、いつでもフラッと来れるユースセンターがあって、そこに行けば自分に興味を持って話しかけてくれる人がいることが、どれだけ大きなことかと考えます。
また、ユースワーカーのみなさんがすごく印象的でした。自分らしくありのままに利用者に接している姿。一人の利用者への対応についてそれぞれの意見をぶつけ合っている姿。1つのイベントに関してそれぞれの観点から感じたことを共有している姿。たくさん、間近で見させていただきました。
こんなにも真面目なことを今まで書いてきてしまいましたが、私自身、ユースセンターで過ごしているなかで素直に「楽しい」と思える瞬間がたくさんありました。いっしょにおにぎりを握ったり、好きな人の好きなところを熱く語ってくれたり、ポップコーンのおいしい味付けを一緒に模索したり、同年代の利用者と人間関係の悩みを共有したり…!たまに思い出してはあたたかい気持ちになります。ユースカフェで仲良くなった子たちが学習室の外のフリースペースで一緒に勉強してくれたのもうれしかったです。
短い期間ではありましたが、ユースセンターのみなさんや利用者の子たちからたくさんの刺激をもらい、とても充実した時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました!


