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【実施報告】未成年の本音 3/12

3/12 参加人数:2人
みなさん、こんにちは!大学生スタッフのなずなです。3月12日、ユースセンターの利用者である高校生が主催したイベント 「未成年の本音」 が開催されました。
「未成年と大人の間に壁を感じる。その意見に対して、大人はどう考えているのか知りたい」—— そんな率直な想いから生まれたこの企画。
今回は、園田のまちの大人やユースセンターのスタッフをゲストに迎え、5人でじっくりと対話を行いました。

話し合われた 本音 は、以下の4つ。
・未成年と大人の間の壁が分厚い
・大人に相談しても「大人になれば忘れるよ」と言われることがある。
でも、未成年の私たちは”今”が苦しくて助けてほしい。大人になるまで待てない。
・大人の考えていることが分からなくて、近寄りがたい
・そもそも、大人にだけじゃなく、誰にも話せない

どれも、若者の切実な思いが伝わるテーマでした。
それに対し、大人たちは真剣に向き合い、一緒に考えてくれました。
今回のイベントの目的は、未成年と大人、それぞれの立場から問いに向き合い、意見を交わすこと。
すると、対話を通じて 「大人も結局、同じ人間なんだ」 という気づきを得た未成年の参加者もいました。
「大人の考えていることが分からなくて、近寄りがたい」という声に対して、ある大人がこんなふうに答えました。「それは大人になっても同じこと。若いみんなが何を考えているのかを推測するのは難しいし、歳を重ねたからといって他の人の気持ちがすべて分かるわけじゃない。だからこそ、”質問をする” んだ。」
大人になれば、自然とすべてが分かるわけではない。
それは、未成年も大人も変わらず、対話の中で学んでいくものなのかもしれません。
とはいえ、「大人に相談しても『大人になれば忘れるよ』と言われることがある」という未成年側の意見に対して、
「それは、大人側が自分の経験を盾に、無意識のうちに暴力的な言葉を投げかけてしまっているのかもしれない」という指摘もありました。
大人の側も、自分たちが過去に乗り越えてきたことを前提に話してしまうことがある。
けれど、それが必ずしも未成年にとっての正解とは限らない——。
そうした 「大人の言葉の持つ影響」 についても考え直す、貴重な機会となりました。
未成年と大人の間にある「壁」は、簡単にはなくならないかもしれません。
でも、このような対話の積み重ねが、お互いを知り、少しずつその壁を低くしていくことにつながるはず。
今回のイベントが、その一歩になったのではないかと感じます。高校生の2人、お疲れ様でした!
そして、協力してくださった大人のみなさまありがとうございました!

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